昔からの風習で年末に大掃除をしますが、季節で考えると大掃除は5月の良く晴れた日に行うのが効率的と言われています。来たる梅雨の時期に向けて家中の汚れを落とすことによって湿気の季節になってもカビや雑菌を繁殖させにくくなるというのが理由です。
youtubeのプロボノチャンネルでもお話ししましたが、数ある抗菌作用をもつ精油の中でも今回ご紹介したいのが“ティートゥリー精油”です。
本当に使いやすくて一家に一瓶常備していただきたい精油です。今回は家中で使っていただけるティートゥリー精油の使い方をいくつかご紹介いたします
まずプロボノチャンネルでお話しした塩に精油を垂らしてルームフレグランスとして楽しんだ後バスタブに入れていただく使い方
バスルームは家の中で断トツでカビが発生しやすい所ですが、私は日常的にアロマバスを楽しんでいますので、お風呂のカビ掃除で苦労したことはありません。
そしてカビや雑菌が次に繁殖しやすいのがキッチンです
排水溝やスポンジに吹きかけるだけで雑菌繁殖の抑制ができるスプレーのレシピをご案内します
【材料】
*無水エタノール 40ml
*ティートゥリー精油 40滴(2%濃度で作成します)
*精製水 60ml
スプレーボトル(ガラス製が良いですよ)に無水エタノールを入れ、そこに精油を垂らします。瓶を振ってよく混ぜたら精製水を入れ、よく混ぜたら完成です。
使用前に瓶を振ってお使いください。ペパーミントやグレープフルーツの精油をブレンドするのもオススメです。
そして臭いも気になるシュークローゼット
脱いだ靴は一晩待って靴に溜まっている湿気が飛んでからシュークローゼットにしまっていただくと、それだけでも雑菌の繁殖が減り臭いの軽減にもなりますよ。
シュークローゼット内に置ける消臭ポッドの作り方もお伝えします
【材料】
*重曹 100g
*ティートゥリー精油 40滴(お好みで増やしていただいても構いません)
*空き瓶
*ガーゼ *輪ゴム
空き瓶に重曹を入れ、そこへ精油を垂らしたら瓶の上にガーゼをかぶせて口元を輪ゴムで止めるだけ。香りは上へ立つ性質がありますし、臭いは下に溜まります、瓶はシュークローゼットの一番下の棚の安定したところに置きましょう。
精油が雑菌の繁殖を抑え、嫌なにおいを撃退してくれます。香り・効果は10日ほどで消えますが使い終わった重曹はキッチンのお掃除に使っていただけるので無駄になりませんよ。
あと以外に多いのが水虫。白癬菌と言って体にできるカビの一種です。実は梅雨時期は家族で使うバスマットを共有しているとバスマットが乾きらず菌が繁殖し、水虫が移ってしまうケースが多いんです。
洗面器に熱めのお湯を張りそこに精油を2,3滴たらし足湯をするだけで水虫の改善・予防ができます。なってしまってからでは遅いので、ぜひやってみてください。
まだまだ使い道がたくさんあるティートゥリー精油、みなさんも是非使ってみてくださいね